POKEpapaのブログ

ポケモンダブル勢パパの挑戦

その時何が起きたか〜PJCS2023本戦体験記〜

5月14日(日)

 

1.戦いの朝

5:30 起床

朝。よく眠れた。嫁は「がんばってね」と、息子達を実家に連れて行ってくれた。久しぶりに1人で迎える朝。窓を開けると心地よい風が吹き込む。

ウォーミングアップのランクマに挑む。2戦2勝。問題ない。

 

7:00 朝食

大学入試の時に学んだ手法。朝ごはんがエネルギーに変わるのは2時間後だという。勝負は9時から始まる。

 

2.開戦

8:40 戦闘準備

いつもの机と椅子。いつものメモ帳。いつもの延長コードに充電器をさす。ラムネを置く。鼓動が高鳴る。レッドブルを飲む。いよいよだ。

 

9:00 Twitterを確認

TLから、449人のライバルの息遣いを感じる。「対戦よろしくお願いします。」「絶対勝つ」みんな同じ気持ちだ。ぼくもSwitchの電源を入れた。オンラインに繋ぐ。ここでSwitchを再起動。通信エラーを起こさないためのルーティーン。心配な点は少しでも潰しておきたい。

 

3.異変

9:05 第1戦開始

ん?

 

疑問が浮かぶ

 

"対戦を始める"ボタンを押さなくてもマッチングが始まった?レート1500を確認できない?これが強者が集う本戦?

 

いつもと違う始まりに一抹の不安を感じつつも、マッチングが完了すると対戦にのめり込んだ。

 

読み通りの先発対面。その先発は知っている。

何度も何度も繰り返し練習したプレイング。

 

◯勝ち

 

いける!本戦の舞台でも僕は戦える。僕のプレイングは通用する!

 

9:15 第2戦開始!?

 

すぐに気がつく。おかしい!!

何百戦と経験したシーンがいつもと違う!!?

ボタンを押してないのに第2戦が始まった…???なに???本戦の仕様??聞いてない!書いてない!!ルールは何度も何度も確認した!経験者にもいろいろ質問してきた!!こんなの知らない!!不備?バグ?聞いてない!ライバル達は!?

第2戦にのめり込む。

 

◯勝ち

 

勝ちはいい。次どうなる?次は?止まれ!

 

いつもの選択肢が出てこない。

第3戦が始まった。

 

4.困惑の本戦

 

第3戦はバンギルガンとマッチング。不穏な相手。でも何度も対戦してきた。ぼくのプレイングは決まっている。もはや焦る相手ではない。

 

しかし、もうそれどころじゃない。この大会は止まらないのか??

…20連戦!?

 

最終盤面。

勝ったか、でも…

…!?

バンギラスの先制の爪が、ぼくの相棒を引き裂いた。

2勝1敗

 

5.地獄からの脱出

"対戦相手が見つかりません"

20連戦を覚悟した僕に、幸運(?)が舞い降りる。助かった…のか?

なんだ?

なんだこれは?

これが夢にまで見た本戦?これが僕が目指してきた本戦か??

 

6.調査

9:40 Twitterでの調査活動

どうやらみんな同じ状況らしい。

みんなが困惑していた。

修正が入る?さすがに無理か?

どこかで覚悟して戦場に戻らなければ…、

 

7.再び地獄へ

10:40 覚悟を決める

戦わないと

ようやくここまで来たんだ

やってやる!

戦え

8.苦手構築との連戦

苦手な相手とマッチング。トリックルームパーティ。そんなに数は多くないが、決まれば一手で試合を決めてしまう強力なパーティ。

ぼくの構築にはそれを止める術がない。予選ではプレイングで何とかしてきた。しかしここは本戦。どうにもならない。

●負け

 

11:01 再戦

無理だ。

負け惜しみ。かっこわるい…。

 

9.焦燥

勝てない… 。

強い…。

みんな強すぎる…。

 

休憩したい…。

水を飲みたい…。

切り替えなきゃ…。

これが本戦…?

 

10.21戦目!?

21戦目に入ったプレイヤーがいるとの情報が入る。

え?なにそれ?

もうお終いじゃん、この大会…。

あるの?

ないの?

ないのか。

 

11.ご立腹

なんで僕は本戦中に、対戦と全然関係ないこと考えてるんだろう?そうならないように事前にいろいろ準備してきたじゃん…。

はぁ

何言ってんの?

こんなの本心じゃない

 

そうだよな。

画面の向こうの有名強者と、ぼくのポケモン達が語りかけてくる。

 

12.終戦

13:12 残り2試合

応援してくれる人がいる

ここまで頑張ってきた僕がいる

ともに歩んできたポケモン達がいる!

 

13.その時何が起きたか

とてもじゃないけどいい成績とは言えない。でもこの地獄のようなシステムの中、僕は20戦走り切りました。今までの歩みが、応援してくれる人たちが、共に歩んだポケモン達が背中を押してくれました。

 

再戦5回。対戦してくださった15名の方々、対戦ありがとうございました。

 

大会運営の皆様。僕たちポケモントレーナーは、あなた方が作ったゲームによって喜び、笑い、夢を追って、夢を叶え、夢破れ、悲しみ、多くの感情を揺さぶられてきました。

この本戦の裏で何が起きていたのか。450人のポケモントレーナーが、人生を賭けて夢を追うその裏で、どんなことが話し合われ、今後どんな対応がなされていくのかは、僕たちにはわかりません。

ただ、今後も多くのポケモントレーナー達が、ポケモンというゲームを通して夢を見続けられるように、PJCS2023が本当の終わりを迎えられるよう、誠意ある対応をしてくださることを願っています。

はじめに

こんにちは。POKEpapaです。

このたびPJCS2023本戦の敗退が決まり、日本代表への挑戦が終わりを迎えたことをきっかけに初めての構築記事を書いてみようと、ブログを始めることにしました。

 

◯POKEpapa

ぼくのTwitterアカウント名です。

ポケモントレーナーとして、パパとして、(社会人として)どれもで充実した人生を送りたいと思っています。

↓2023年度当初に立てた目標

PJCS2023への取り組みの中で多くの人達と出会い、多くのことを教えてもらい、また自分も真剣に取り組んだからこそ、多くの学びがありました。

 

Wi-Fi対戦で3桁順位さえも難しかった私が、PJCS2023本戦で戦うポケモントレーナーになっていく過程で考えたこと(パーティ構築含む)や、これから取り組んでいくことをお伝えすることで、今度は別の誰かの役に立つことができたら幸いです。