POKEpapaのブログ

ポケモンダブル勢パパの挑戦

【構築記事】5/28PJCS2023本戦74位構築「煌寿司熱神剣」〜POKEpapaの構築記事〜

【ランクマ万年4桁だった僕が、多くの人の知恵や経験を借りながら、第1回予選で184位、その後の第2回予選で80位&89位の2ロム抜けで本戦出場して、5・28再本戦で74位になった件】

 

こんにちは!POKEpapaの構築記事です✨

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↑5・28本戦にて辿り着いた最終構築。約10年間レート戦で4桁に居続けた私が、タイトルや後述のような成績を残しました。

 

0.目次

 

1.戦績

PJCS2023

第1予選33勝11敗 →184位
第2予選30勝9敗、31勝9敗 →80位&89位

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第3予選13勝5敗、12勝5敗
5・14本戦7勝13敗 →341位

ここまでは↓この構築でした。

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5・28本戦13勝7敗→74位

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イーユイをテツノドクガに変更した最終構築。

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※この記事では、上記の2つの構築(ほぼ同じですが)を重ねて説明しつつ、最終構築に至るまでの変遷を記していきます。読みにくい部分もあるかもしれませんが、私のPJCSの歩みを語るにはこの書き方がベストと考えました。ご容赦ください。

 

2."煌寿司熱神剣"の宣伝

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 この構築の良さを簡単に紹介します。

①選出がとっても簡単

 ほとんど全ての相手に対して、先発キラフロル+ヘイラッシャ、後発ハバタクカミ+@で戦ってきました。プレイヤーが選出時間に考えるべきは、「ラスト1枠に、残った3体のうち何を選出するか」のみです。(この選出がまったく通じない相手は、上位のトリパとスイッチ滅びくらいでした。)

 

②命中安定

 命中99%未満は濁流のみ。濁流をもつシャリタツは、この構築ではほとんど選出しないポケモンであることから、不運の技外しによる負けはPJCS全試合を通して見てもゼロです。

 

③相手が勝手に崩れてくれる

 私が考える、この構築が勝てた理由です。合体しない寿司である点、第1回予選後に公開されたmumemoさんの構築(私の構築と酷似してる)との差異、意図していなかったいくつかの理由から、相手が戦いにくい構築になっています。※後述

※こちら↓がmumemoさんの構築。

 

※mumemoさんの構築記事が出る前からこの構築使ってたアピールをしておく↓

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3.構築を組むにあたって

 PJCS2023に挑むに辺り、選出とプレイングが他者より秀でているわけではない私は、早めに優れた構築を完成させ、練度を高めていく必要があると考えました。

 

 私のこれまでと経験と、仲間からのアドバイスを元に、今回私が考えた優れた構築のポイントは、

①相手によって大きく選出を変える必要がない

②戦いが長引きすぎない

③全体技中心の攻め

④命中安定

(②③は仲間からのアドバイスより)

の4点です。

 

①相手によって大きく選出を変える必要がない

 相手によって選出を大幅に変える必要のある(複数の選出パターンがある)構築は、選出時に多くの思考を必要とし、時にジャンケンになることも多く、安定しないと考えました。

 しかし、様々な構築が乱立する環境の中で、簡潔な選出パターンで戦い抜くことは難しいです。

 そこで、自分の選出ではなく、相手の選出をワンパターン化することを考えました。相手の選出をワンパターン化できる構築。寿司です。ヘイラッシャ+シャリタツに対する動きはどのパーティにも組み込まれています。選出時にヘイラッシャ+シャリタツを見せることで、相手は寿司対策選出を余儀なくされます

 私が2月〜3月上旬に合体寿司を使った感想は

「どんな構築にも合体寿司対策が入っている」

「対策は多種多様」

「合体後、主な寿司対策については破壊できるようにしておき、それが無理な対策についてはは合体前に潰しておく必要がある」

「寿司側は合体したら一方通行で後には引けない」

といったものでした。

要は「合体寿司は使いにくい!(残されたシャリタツは実質特性無しで弱いし…)と思っていました。

 

寿司を構築に入れて相手の寿司対策を引きずり出して効率よく潰したいが、合体はしたくない。

なら呼び水でいいじゃん

相手に合体寿司対策を強いることで、相手のパーティパワーをフルに発揮させないようにしつつ、自分はシャリタツを選出しないことでパワーを維持。合体対策も不発に終わらせる

 

 このコンセプトが上手くハマり、今回の私の勝率に繋がったと考えています。

 

②戦いが長引きすぎない

 3日間という短い時間の中で、最大45戦×2ロムもの魂の1戦(矛盾)を戦い抜くために、あまりにもターン数のかかる構築は使うべきではない、と仲間から教えてもらい、そこを意識しました。具体的には、チオンジェン、キョジオーンを使わない。※上手い人にとっては違うかもしれません。

 また、胞子など、眠りターンによって戦局が大きく変わってしまう戦術も、ただでさえ不安定だった私のプレイスタイルには合わないと考え、避けることにしました。(欠伸は違う意味もあるからセーフ)

 

③全体技中心の攻め

 守る択を回避できるのと、威力75%の技が2体に当たるから実質の威力が150%(雑)で強いです。

 1番に思いついたのが、ノオーツツミによる吹雪と、カミユイです。しかし、吹雪だと天候パとの戦いに自信がなかったため吹雪は避けました。今回の構築では、カミユイ(ドクガ)の熱風、マジシャに加え、地震、キラースピン、濁流と、5体に全体技を採用しています。また、当てなければこの理論は崩壊するので、熱風には広角レンズが必須と考えました。

 

④命中安定

 予選突破には勝率7割5分が必要です。仮に10試合やって8勝できる実力があるとして、命中90%の技を採用していることにより、10試合の中で勝ち試合を1つ落とします。つまり8勝が7勝になります。とすると、命中90%の技を採用するならば、10試合中9試合勝てる実力をつけなければいけないことになり、私には無理です。

 現実はそう簡単ではありませんが、実力が不足しており、勝率7割5分にいけたとしてもギリギリの勝負になると踏んだ私は、命中90未満の技を一切排除した構築を目指しました。命中90%の熱風は、広角レンズで補うことにしました。

 

 結果、10試合中6〜7試合勝てる実力をつけた私は、足りない勝ち数を相手の技外しによって補うことで勝率7割5分を達成して、予選を突破することとなりました。

 

4.個体解説

 キラフロル

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テラスタイプ:草

持ち物:突撃チョッキ

特性:毒化粧

性格:控えめ

実数値(努力値):

189(244)-67(0)-112(12)-187(156)-102(4)-118(92)

調整の意図:cobaltさんのキラフロルより

:キラースピン・エナジーボール・パワージェム・大地の力

概要:

 先発で出します。当初流行っていた、チオンジェン入りの毒寿司に似せるために採用しました。8割方このポケモンが初手テラスタルを切ります。当初はcobaltさんが公開されていたキラフロルが強そうだったので参考にしつつ、Sを+1(笑)にして第1回予選に出場したところ、なぜか同速対決が多発(笑)。そこでさらに+3して、純速ペリッパー+1まで引き上げることにしました。コレにより、このキラフロルより速い相手キラフロルは襷、遅ければチョッキ、と(ほぼ)判断していました。

 毒化粧はあくまでサブ的な役割です。相手の裏にパオジアンなどの襷持ちが想定され、毒菱を撒きたいときには、味方のヘイラッシャが地震を撃ちます。

 

cobaltさんのキラフロル

https://twitter.com/cobalt_poke1234/status/1635836565019824131?s=46&t=tJDdpfNYUQymqnJbs8O77Q

 

寿 ヘイラッシャ

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テラスタイプ:鋼

持ち物:ラムのみ

特性:鈍感

性格:慎重

実数値(努力値):

257(252)-120(0)-136(4)-×-128(252)-55(0)

調整の意図:少しでも硬く

:ウェーブタックル・ヘビーボンバー・地震・欠伸

概要:

 先発で出します。先発で見せることで、裏にシャリタツがいることを相手に想定させます。またこのヘイラッシャは、相手の何かしらの寿司対策を1回以上無効にし、切り返すことができます。

・状態異常→ラム

・威嚇、挑発→鈍感

・黒い霧等の合体対策→そもそも合体しない

 地震は地均しと迷いましたが、カイリュー等の相手との、素早関係が重要になる味方キラフロルのSを落としてしまうのは良くないと考えました。また、後述するフィニッシャーのハバタクカミが「Sは十分だが火力がギリギリ」な点も踏まえて、少しでも打点の稼げる地震にしています。

 テラスタルは基本切りませんが、対ニンフィアなどで切ったり、マジシャで隣ごとスイープしようとしてくるハバカミ相手に切って耐えたり、ピンポイントで勝ちを掴めるシーンもありました。

 

 シャリタツ

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姿:A↑(予選)→S↑(本戦)

テラスタイプ:炎(第1回予選)→霊(第2回以降)

持ち物:防塵ゴーグル

特性:呼び水

性格:臆病

実数値(努力値):

143(0)-×-88(60)-171(244)-115(0)-140(204)

※5・28本戦のみH60B244S204

調整の意図:

HB:イルカマンのインファ耐え

S:準速セグライブ抜き のこりC

※5・28本戦版では、カイナやディンルー軸トリパを意識

:

濁流・流星群・守る・テラバースト(第1回予選)→身代わり(第2回〜5・14本戦)→挑発(5・28

本戦)

 

概要:

  1番の役割は上述の通り、選出圧力です。呼び水+防塵ゴーグルにより、イルカバレルを完封する能力を持っていましたが、第1回予選後のmumemo寿司の公開により警戒が高まり、第3回予選以降はイルカマンも減ったため、ほとんど活躍できませんでした。身代わりや挑発により、トリパや滅びパへの役割を持たせようとしましたが、合計種族値の低さもあり、イマイチ活躍させてあげられませんでした。だからといって抜くと、相手の動きがマルッと変わってしまうため、やはりこの構築には必要な存在です。

 構築コンセプトから外れる命中85%の濁流を撃つ時は、外れる前提で撃ちます。

 

呼び水シャリタツの姿談:

 シャリタツの3種類の姿のうち、どれを採用するのかは結構迷いました。今回の予選ではオレンジ、本戦ではを使ったのですが、その経緯について記します。

◯オレンジシャリタツ

 一丁上がりのA上昇シャリタツ。可もなく不可もなくといったところ。後述する他の姿からの消去法で、第1回予選〜第3回予選までこの姿を採用しました。

◯黄シャリタツ

 一丁上がりのS上昇シャリタツ。このシャリタツを採用すると、相手によるS操作が増えました。追い風や凍える風などで、上を取ろうとする動きです。ヘイラッシャがこれを受ける分には何も関係がないのですが、裏から出るハバタクカミやイーユイに素早さ操作ができない点から、序盤の相手の素早さ操作が、終盤の苦しい展開に繋がることが多く、使用を断念しました。しかし、後々環境の変化により、この構図は変化していきました(後述)

◯赤シャリタツ

 一丁上がりのB上昇シャリタツ。このシャリタツを採用すると、相手による対耐久戦術に引っかかることになりました。状態異常のばら撒きや、相手も高耐久を選出してきて、持久戦に持ち込まれる傾向が増えました。これもヘイラッシャがこれを受ける分には何も関係がないのですが、裏から出るハバタクカミやイーユイの火力が限られており、耐久もギリギリなのが影響して勝率が落ちたため、使用を断念しました。

◯mumemo寿司登場後

 徐々に広まるmumemo寿司。取り巻きが似ていることもあり、非常に警戒されました。シャリタツの色も同じオレンジで、「どうせ合体しないんでしょ」という相手のプレイングが増えていきました。

 そこで、本戦からはに変えてみました。合体寿司を対策する側からすると、1番警戒しなくてはいけないのがだと判断したからです。結果、これが効果抜群!再び合体寿司対策を厚くしてくる相手が増え、5・28再本戦の快進撃に繋がりました。

 

 

熱 イーユイ(〜5・14本戦)→テツノドクガ(5・28本戦)

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テラスタイプ:草

持ち物:広角レンズ

特性:災いの珠・クォークチャージ

性格:臆病

実数値(努力値):

イーユイ:

131(4)-×-100(0)-187(252)-140(0)-167(252)

 

ドクガ:

155(0)-×-87(52)-192(252)-130(0)-171(204)

 

調整の意図:

イーユイ→最速CSぶっぱ

ドクガ→S:最速ガブリアス抜き抜き Cぶっぱ残りB

 

 

:

イーユイ:熱風、守る、悪波、オバヒ

ドクガ:熱風、守る、エナボ、ヘドロウェーブ

 

概要:

 熱風枠です。カミユイとして採用。4枠目の選択肢。第1回予選からずっとイーユイを使ってきましたが、第3回予選以降、選出機会が減っていきました。もともと災いの珠に頼る場面も少なかったことから、最後の5・28本戦にてテツノドクガに変更したところコレが大当たり。ガブリアスを抜けるS、パオジアンやハバカミに対して怯むことなく選出できる、水テラバレルに対して有効打がある点など、イーユイには無い利点が大きく働き、最終74位に大きく貢献してくれました。

 ちなみに、広角レンズによって熱風の命中率は99%です✨

 

 ハバタクカミ

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テラスタイプ:妖(第1回予選)→水(第2回以降)

持ち物:ブーストエナジー

特性:古代活性

性格:臆病

実数値(努力値):

137(52)-×-107(252)-172(132)-156(4)-180(68)

調整の意図:

HB:パオジアンの悪テラ珠不意打ちで落ちます。したがってそれ以下の火力なら耐え。

S:サケシポ抜き。

HBSにはもう少し振るとベターだが、これ以上Cを削るのはフィニッシャーとして不安が残るため、ここまでで止めて残りC

:マジカルシャインシャドーボール・守る・ムーンフォース(第1回予選)→10まんボルト(第2回以降)

概要:

 選出の3枠目。カミユイとして採用。ほぼ100%後ろに据えます。HBはパオジアンへの役割を確実に果たせるように。10万ボルトは第1回予選から徐々に増えていったギャラドスや水テラスポケモン、油断しているツツミを削り切ります。

 Sについては111族以下のスカーフを抜けて、S実数値135未満の追い風アタッカーも抜き去ることができます。反面、火力を落としていますが、そのことをあらかじめ考慮しておき、例え半減されようとも、先発の2体で相手を削っていくプレイングを心がけたため、火力不足は感じませんでした。

 水テラスタルは、ラッシャやディンルーのへビボン、セグレの礫、ハッサムのバレパン、ギャラの滝登り等、多くの場面で相手の計算を狂わせ、返しの一撃で試合を決めることができました。

 レギュレーションCの大空を羽ばたく神✨

 

 パオジアン

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テラスタイプ:霊

持ち物:気合いの襷

特性:災いの剣

性格:陽気

実数値(努力値):

155(0)-172(252)-100(0)-×-86(4)-205(252)

調整の意図:最速ASぶっぱ

:アイススピナー・不意打ち・黒い霧・聖なる剣

概要:

 4枠目の選択肢。相手の合体寿司対策として採用しました。刺さっている時に後ろに据えます。また、この黒い霧が相手の合体寿司対策でもあるため、相手にヘイラッシャ+シャリタツがいた場合は絶対選出です。霊テラはカイリューの神速や、相手のパオジアンの聖剣を透かしたり、バンギルガン相手に岩雪崩の抜群を消したりするために切りました。(テラスタルは残ってないことが多いが)

 

5.選出

基本選出

前:キラフロル+ヘイラッシャ

後:ハバタクカミ+@

相手の選出はワンパターンなので、これだけで75%の勝率で勝ち抜けました。他の選出も試しましたが、残念ながら上手く勝てませんでした…。

@について

vsバンギルガン→パオジアン

vsヘイラッシャ+シャリタツ→パオジアン

vsイルカマン→シャリタツ

vsそれ以外→テツノドクガ(イーユイ)orパオジアンの刺さってる方。

 

6.立ち回り

 この構築と共に、多くの対戦を繰り返す中で身につけていったものですので、ここで書き切ることは出来ませんが、簡単に記します。

 

vsキラフロルヘイラッシャ

 この構築はミラー勝率100%✨(ほぼ)

キラフロル:草テラ大地→相手のキラフロル

ヘイラッシャ:欠伸→相手のヘイラッシャ

 相手のキラフロルが草テラスタルしてこなければ赤ゲージまで削れます。草テラスタルしてきたら、次のターンキラフロル方向に欠伸を入れます。こちらのヘイラッシャはラムの実を待っているため欠伸の撃ち合いには強いですし、草テラスタルしたキラフロルを下げてくれればこちらはパオジアンorテツノドクガが裏に控えているため、終盤で有利を取れます。苦しくなった相手のヘイラッシャが合体してくれたらしめたもの。黒い霧で詰めていきます。

 ただし、相手のキラフロルに毒ビシを撒かれるとこちらの負け。フィニッシャーのハバタクカミ+パオジアンを出すまで、キラフロルに物理技を当てないように立ち回ります。

 

vsバンギルガン

キラフロル:キラースピン

ヘイラッシャ:ウェブタ→ルガルガン

 3番手のパオジアンでバンギラスを落とします。初手でどちらかが怯んでしまった場合はルガルガンが残ってしまいますが、霊テラで岩雪崩を耐えつつバンギを落としにいきます。不意打ち警戒されるため、ルガルガンが動いてこないこともあります。

 

vsアローキバ(ガブ)

キラフロル:草テラエナボ→キバ(ガブ)

ヘイラッシャ:ウェブタ→アロー

 アローが気を利かせて初手ブレバ等で草キラフロルを狙ってきても、それなら追い風が張れませんので万事オッケー。

 

vsイルカウインバレル

  カモです。

キラフロル:草テラ&攻撃→イルカじゃない方

ヘイラッシャ:攻撃→イルカじゃない方

  イルカマンが守った場合、2ターン目にイルカをバレルに入れ替えてきますので、イルカ方向に欠伸。全力でイルカとバレル以外の2体を落としにいきましょう。

 終盤に、

こちら:シャリタツ+カミ

相手:イルカ+バレル

 こうなったら勝ちです。カミがどれだけ消耗していても、シャリタツが守ってくれるので大丈夫。

 

 

vsセグレイブ

 隣のポケモンを守らせたり、浮いてるポケモンに交代したりしつつ、9割方地震を撃ってきます。隣が浮いてたら100%地震です。同じように、浮いてるポケモンカイリュー地震を撃ってくるので要注意。地震の匂いがしたら迷わず草テラスタル

キラフロル:草テラパワージェム→セグレ

ヘイラッシャ:ウェブタ→セグレ

 

vsサーフゴー

 ゴールドラッシュを撃ってきます。

キラフロル:草テラ大地→サーフゴー

ヘイラッシャ:ウェブタ→隣

 隣はイッカネズミが多いです。2ターン目の動きはサーフゴーがテラスタルを切っていなければキラフロル大地+ヘイラッシャ地震で毒ビシを撒きます。サーフゴーが水テラを切っていたら、キラフロルエナボ+ヘイラッシャ地震

 

vsイッカコノヨ

キラフロル:キラースピン

ヘイラッシャ:ウェブタ→コノヨ

 コノヨのテラスタルが炎なのか、水なのか。どちらにも抜群はつけますので、どっちなのかでだいぶ変わります。早めにコノヨを削ることで、早めにテラスタル切ってくれることを狙います(願います)。

 

vsコータス

 カモです。

キラフロル:草テラジェム→コータス

ヘイラッシャ:欠伸→隣

 隣はワタッコドレディア。こちらがこの動きならば眠り粉は共に無効。コータスを落とせますし、仮に耐えられてもコータスは大地の力を撃っているので大丈夫。次のターンに欠伸を受けた隣が引いてくれればまた欠伸を絡めて蹂躙できます。居座って草技をヘイラッシャ方向なら、それならそれで寝てくれるので、カミ+熱風で詰めにいきます。

ドレコーに初手お先に噴火されたら横転しましょう泣

 

vsその他の構築

 いちおう私なりにですが、全ての試合で意図を持った動きができましたので、困った構築はありません。練度の高いトリパには勝てませんでしたが、動きの案はあります。もしこの構築を使っていただいて、お困りの対面等ございましたら、一緒に考えさせていただけたら幸いです。

 

7.最後に

 3月28日、初めてこの構築を組んだ日。cobaltさんが毎日開催してくれていたcobalt杯に登録したものの、寝落ちしてしまって参加できませんでしたw

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 翌日の3月29日、同じ構築でcobalt杯に登録し、たしか結果は9勝6敗。この15戦の中に、特に6つの負けの中に、これまでにない可能性を感じたのを覚えています。「9勝6敗だったけど、6つの負けは勝ちにできた気がする。15勝0敗にできたかもしれない。」なんとなく…。

 

 今回の構築記事には、何戦もの魂の一戦を共に乗り越えたからこそわかる構築の仕組み、選出、立ち回りについて書かせていただきました。3.構築を組むに当たってに書いた内容については本当に考えてはいましたが、確信があったわけではありません。これまでの私の対戦経験、仲間からのアドバイス、度重なる試行錯誤の中で、たまたま出会えたのがこの構築。この構築が、次は偶然のものではなく、今後の私の確かな強さに繋がる糧になることを願い、この構築記事に考えを詰め込みました。

 

 ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。

 

そして、この構築と対戦してくださった全てのポケモントレーナー

 

「対戦ありがとうございました!」🤝✨